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我が家のベランダですくすく育っているバジリコ。

成長を見守っていたいものの、触れる度にふんわり漂うよい香りに、
「これは美味しく食べちゃおう」と決めました。

でも、Pesto genovese (ジェノヴェーゼソース)を作るほどの量はないし、
かといってトマトの水煮缶を使ったソースだといつでも作れるし。。。

せっかく新鮮なバジリコがあるからな~と考えながら立ち寄ったスーパーで、
ふと目に入った真っ赤なトマト。これは美味しそう!と早速購入。
つやつやのトマトとバジリコで、簡単美味しいBruschetta(ブルスケッタ)を作ることにしました。


材料はこちら。


Bruschetta - ブルスケッタ -_e0366759_14255369.jpg


 ◯ トマト      1個
 ◯ バジリコの葉   4 ~ 5枚ほど
 ◯ ニンニク     1/2 ~ 1片
 ◯ オリーブオイル、塩、パン  適宜  


作り方はとっても簡単。
湯剥きして種を取ったトマトを1cmほどの角切りにして、みじん切りにしたニンニク、
細かくちぎったバジリコ、オリーブオイル、塩と合わせ、スライスして軽くトーストした
パンの上にのせれば出来上がりです。

Bruschetta - ブルスケッタ -_e0366759_14255495.jpg


材料をすべて合わせた後、ラップをして冷蔵庫でしばらく冷やすと全体の味がなじみます。

パンに乗せるとき、トマトから出た水分は切った方がパンのサクサク感が残ります。
(私はそのジュースもパンに浸して食べちゃいますが。。。)

ニンニクの匂いが気になる方は、みじん切りにして加えるのではなく、トーストしたパンに
切ったニンニクの断面をこすりつけ、香りをつけるだけにすると良いですよ。

トマトはミニトマトを使ってもOKです。
最近は黄色やオレンジ、緑のミニトマトもあるので、いろんな色のものを混ぜると
見た目もきれいにできそうですね。

火を使わない、切って混ぜるだけの簡単レシピ。
ちょっと小腹が空いたとき、お昼を軽めにしたいとき、夕食前の軽いアペリティーヴォ(食前酒)の
お共におすすめです♪


ちなみに我が家のバジリコ、全部は食べていないですよ。
大きく伸びている方の苗に、どうやら蕾ができているようなので、
変化を楽しみながらもう少し育ててみようと思います。


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# by ordinario_it | 2017-06-29 13:30 | 日々のこと

Basilico - バジリコ -


少し前にお花屋さんでバジリコの苗を安く売っていたのを見かけました。

我が家は北向きなので、ちゃんと育つのか少し不安はありましたが、
そんな心配をよそにすくすくと大きく育ってくれています。


Basilico - バジリコ -_e0366759_14255345.jpg


10cmほどだった苗が、今は倍以上に大きくなり、つやつやとした葉っぱもたくさん!

水を上げるとき、ちょっと触れた葉っぱからふんわりと漂う良い香り。

このまま成長を見守りたい気もしますが、せっかくなので美味しくいただくことにしました。

とは言え、Pesto genovese (ジェノヴェーゼソース)を作るほどの量もなく。。。

トマトソースの香りづけじゃありきたりだし、さて、どうしようかな~。



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# by ordinario_it | 2017-06-27 16:15 | 日々のこと


先日 紫陽花の記事を書いていて、ふとフィレンツェで見かけた風景を思い出しました。

十数年前、初めてイタリアを訪れたときのこと。

その年のイタリアはとても寒く、イタリア人たちも「今年はおかしいね」、「春はまだかな」と
口をそろえて言っていました。

そんな寒い年の3月の終わりごろ、フィレンツェに滞在中のある日。

日差しに温かさを感じながらも、石畳の街角にまだひんやりとした空気を感じながら、
ストロッツィ通りをレプッブリカ広場へ向かって歩いていたとき、ふと横に目をやると
回廊の下が色とりどりの花で埋め尽くされていました。

その中でも、ひときわ鮮やかに目に映った紫陽花の花。


A Firenze - フィレンツェにて -_e0366759_14365719.jpg


それまでは寒さに首をすくめ、背中を丸めて、うつむき加減に歩いてましたが、
思いがけない花溢れる風景が、がちがちになっていた心と体をふんわりと和らげてくれました。

イタリアを、とりわけフィレンツェを訪れたくてイタリア語を勉強し始め、行きたかった美術館で
ずっと見たかった絵画作品を目にした時の気持ちは、もちろん今でもはっきりと覚えています。

でも、ふとしたときに思い出すのは、きらびやかな美術館でも、荘厳な教会でもなく、
こんな何気ない日常の風景です。


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# by ordinario_it | 2017-06-23 10:00 | イタリア

Piogge - 雨 -


梅雨入りしてから比較的晴天に恵まれ、「梅雨はどこへ行ったんだろ?」と
思っていましたが、今日は久しぶりの梅雨らしいお天気ですね。

私の住んでいる神戸では、今はもうほとんど止んでいますが、一部の地域では激しい雨の影響で
新幹線が止まったりもしているようなので、お近くの方はお気を付けください。

イタリア語で「梅雨」は Stagione delle piogge (スタジョーネ・デッレ・ピオッジェ)と言います。
直訳すると「雨の季節」。

イタリアでは年間降水量のほとんどが秋~冬にかけて降ります。
その為、この時期はすでに夏。
でもまだ真夏ほど日差しは強くなく、サマータイムで明るい時間も長く、航空券が高くなる時期の少し手前。
イタリア行きを考えていらっしゃる方、この時期おすすめですよ。


「梅雨」と聞いて、私が一番初めに思い浮かべるのは紫陽花の花。

Piogge - 雨 -_e0366759_13363242.jpg

イタリア語では Ortensia(オルテンシア)と言います。

Piogge - 雨 -_e0366759_13363235.jpg

こちらはガクアジサイ。
イタリアでは見かけたことがないように思います。あるのかな?
控えめな感じが日本人好みなのかもしれませんね。


Ordinario のショップページにも、かわいらしい紫陽花が一輪咲いていますので、
よければ見てあげてください ♪




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# by ordinario_it | 2017-06-21 14:25 | 日々のこと

前回から随分と久しぶりのアップとなってしまいました。。。
今回は新商品のご紹介です。

イタリア地方料理のレシピ本 5冊をアップしました_e0366759_15135301.jpg

今回届いたのは、お料理のレシピ本。
それも「イタリア料理」ではなく、ヴェネツィア料理やシチリア料理など、
地方料理のレシピ本です。

イタリアは、国としてはもちろんですが、個性豊かな地方の魅力が各地に
溢れています。

昔からその土地で食べられてきたお料理には、その土地で作られる農作物、
その街の歴史や、いかに美味しく食べようかと工夫を凝らした人々の
想いが感じられます。

それぞれの本には、その地方の前菜、プリモピアット(パスタ料理)、
セコンドピアット(肉、魚料理)、デザートまで約30品が紹介されています。

お料理の写真もとてもおいしそうで、眺めているだけでお腹がグゥッと
鳴りそうです。。。

小さな本ですが、それぞれの地方の美味しい魅力がギュッと詰まっています。
お料理好きな方や、イタリアの地方料理に興味のある方へのプレゼントにも
ぴったりです♪


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 ※ レシピ本の内容はすべてイタリア語で書かれています。




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# by ordinario_it | 2017-06-10 15:30 | 商品紹介